校訂「義経記」(日本文学大系本)WEB凡例
1:底本は「義経記」(1926年国民図書刊 国会図書館デジタルコレクション)です。
2:校訂の基本方針は「本文を忠実にテキスト化しつつ、現代の人に読みやすくする」です。
2:校訂の基本方針は「本文を忠実にテキスト化しつつ、現代の人に読みやすくする」です。
3:底本のふりがなは全て省略しました。
4:底本の漢字は原則現在(2024年)通用の漢字に改めました。
5:二字以上の繰り返し記号(踊り字)はテキストにないため、文字表記しました。
6:底本の適宜改行し、句読点および発話を示す鍵括弧は適宜修正、挿入しました。
4:底本の漢字は原則現在(2024年)通用の漢字に改めました。
5:二字以上の繰り返し記号(踊り字)はテキストにないため、文字表記しました。
6:底本の適宜改行し、句読点および発話を示す鍵括弧は適宜修正、挿入しました。
7:底本の漢文は適宜訓読を修正し、書き下して示しました。
8:校訂には『義経記』(日本古典文学大系新装版 1992年岩波書店刊)を参照しました。
9:底本の修正のうち、必要と思われるものは校訂者注で示しました。但し、以下の漢字は、原則としてかな表記に変更しました。
仮名表記とした主な漢字
あ行
あ行
あざわら(冷笑)ふ あた(能)ふ あた(辺)り あた(中)る あと(跡) あなた(彼方) あは(哀)れ あはれみ(哀憐) あひて(対手) あ(逢)ふ あまた(数多) あまつさ(剰)へ あやか(肖)る あやまち(過失) あ(有)り ありか(在所) あわ(周章)つ いか(如何・何) いかゞ(如何) いかに(如何) いか(忿)る い(厳)し いた(痛)はし いたづ(徒)ら いつ(何時) いづかた(何方) いづく(何処) いづ(何)れ いとけな(幼)し いにし(古)へ いば(嘶)ふ いへど(雖)も いや(弥) いや(痍)す い(愈)ゆ いよいよ(弥・愈) い(入)る うしろ(背) うた(慨)て う(打)ち うつぶし(俯伏) うと(疎)まし お(於・置)いて おとづ(音信)る おのれ(汝) おはしま(坐)す おは(坐)す おぼ(覚)ゆ おろ(愚)か
か行
か(斯) かしこ(彼処) かすか(微) かたき(讐敵) かたく(頑固)なはし かたち(容貌・容) かたびら(衫) かち(徒) かちはだし(徒跣) かづ(被)く かどはか(誘拐)す かね(予)て かはらけ(土器) かひふ(貝吹)す かへ(却・反)つて かやう(斯様) かりそめ(苟且・仮初) きこしめ(食召・聞召)す きつと(急度) きやつ(彼奴) くせごと(曲事) くつ(履) くら(闇)し くりがた(刳形) くれなゐ(呉藍) げ(実・気) けが(汙)す けが(汙)る けなげ(健気) げ(実)に こ(此) こゝ(爰・此処) こと(言) ことば(言・詞) こなた(此方) こは(強) これ(是れ・是)
さ行
さ(左・然) さかさま(逆様) さ(指)す さすが(流石) さて(扨) さね(礼) さぶら(侍)ふ さま(様) さや(𩋡) さら(晒)す しか(然)り しき(頻)り したゝり(滴瀝) しのぶ(忍) しばし(暫時) しばらく(暫時) しもべ(下部) しるし(徴・印) しれもの(癡者) すか(賺)す すぐ(直) すく(健)やか すゝ(雪・濯)ぐ すべ(凡)て すまひ(住居) すみか(住処・棲所) すゑ(季) 責(せ)む そし(誹・謗)る そ(其) そこ(其処) そ(染)む そら(虚) そらそら(空々)なり それがし(某)
た行
た(闌)く た(度)し たゝず(佇)む たづ(尋)ぬ たと(仮)ひ たとへ(仮令) たはぶれ(戯言) たまたま(偶) ため(為) ためし(例) たやす(容易・輒)し たれがし(某) ちかづき(親人) ぢき(直) ちやう(丁) ついで(次・序) つが(番)ふ つ(付)く つく(竭)す つとめ(勤修・勤行) つはもの(兵・兵士) つゆ(露) つらゝ(凍冰) と(疾)し と(問・訪)ふ とぶら(訪)ふ とま(留)る とも(共) ども(共・供) と(兎)もかく(角)
な行
なか(中)ら ながら(存命)ふ な(無)し なゝめ(斜)ならず な(成)り の(除)く のゝし(訇)る の(陳)ぶ
は行
はからひ(計略) ばか(許)り はかりごと(謀) は(穿・履)く は(作)ぐ はざま(峡間・間・狭間) はした(下女) は(走)す はた(将) はだし(跣) はな(放)る は(食)む はや(逸)る ばら(原) ひがごと(僻事) ひ(退)く ひざまづ(跪)く ひしめ(犇)く ひそ(密)か ひた(直) ひつさ(提)ぐ ひでり(旱魃) ひとしほ(一入) ひとへ(偏)に ひと(独)り ひとりごと(独言) ひねもす(終日) ひま(間隙) ひめもす(終日) ふるまひ(挙動) ほとり(辺)
ま行
まう(設)く まさ(正)なし まじ(交)る ま(先)づ まつりごと(政) まのあたり(眼前) まばら(疎) まゝ(儘) まみ(見)ゆ まも(凝視)る まゆみ(檀弓) まゐ(参・進)らす まんまる(真円) みち(途) みめ(眉目) むちう(鞭)つ むな(空)し むな(心)もと むら(村) め(奴) も(若)し もてな(款待・饗)す もと(許・本) もとで(資本) もの(物・者) ものう(懶)し もみ(紅葉)づ もろとも(諸共)
や行
やう(様) やが(軈・頓)て やす(易)し やなぐひ(胡簶) やには(矢庭) やゝ(稍) ゆる(免)す ゆゑ(故) よ(除)く よ(能)し よそ(余所) よ(依)つて よみがへ(蘇生)る よみぢ(黄泉)
ら行
ら(等)
わ行
わ(和) わざ(態)と わらは(妾) わり(理)なし をこ(烏滸) をは(了)る
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