以上、数へ挙ぐる所のものを総称して【陸地】と言ふ。陸地は甚だ広きものにして、其の周囲は皆水を以て囲む。此の水を海と言ふ。陸地の海と接する所を【海岸】又は【海浜】と名づく。陸の一部分海中に突出して、三方は水を以て囲みたるを【半島】と言ふ。海中に斗出せる陸の端を【岬】又は【崎】と称す。二体の陸地を連接せる細き陸地を【地頚】又【地峡】と言ふ。陸地の甚だ大なるを【大陸】又は【大洲】と言ふ。其の小なるを【島】と言ふ。吾人の住居せる陸地は島の大なるものなり。
[岬の山を以て終るものを嶴(フロモントリ)と言ふ。]
【海】は陸をとりまきたる広大なる水にして、其の尤も広きものを【大洋】と言ふ。陸地の大なるものより更に大なり。海の一部分陸地内に入込みたる所を【内海】と称す。伊勢ノ海の如き、是なり。海浜の彎入せる所を【湾】と言ふ。湾の小にして水深く、暴風雨のとき船舶の危険を免るべきものを【港】と言ふ。鳥羽港の如きもの、是なり。
【海】は陸をとりまきたる広大なる水にして、其の尤も広きものを【大洋】と言ふ。陸地の大なるものより更に大なり。海の一部分陸地内に入込みたる所を【内海】と称す。伊勢ノ海の如き、是なり。海浜の彎入せる所を【湾】と言ふ。湾の小にして水深く、暴風雨のとき船舶の危険を免るべきものを【港】と言ふ。鳥羽港の如きもの、是なり。
両陸の間に狭まりたる細き水を海峡と言ふ。陸地と海との全体を合せて【地球】と称す。故に吾人の住居する所は地球の表面なり。此の表面の諸事を講究するを【地理学】と称す。


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