第三課 人種及び生業
【人種】地球上に住居する人民は其の種類甚だ多しと雖も、之を六種に大別するを得べし。即ち、亜細亜に最も多きものを「蒙古人種」とし、其の南部にあるを「マレー」人種とす。阿非利加に最も多きを「エチピア」人種とし、欧羅巴にあるを「コーカサス」人種とす。ヲーストラリアにあるを「澳斯太里」人種とし、亜米利加にあるを「亜米利加」人種とす。而して吾人は蒙古人種に属するものなり。此等の人種が日々務むる所の生業は、其の種類甚だ多しと雖も、今其の内二、三を挙ぐれば左の如し。
[「マレイ」人と「ヲーストラリア」人とは殆んど同一なり。故に之を同一の人種とするも可なり。]

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【農業】田或は畑に於て穀物・野菜を耕種するを農業と言ひ、其の産物を農産と言ふ。我が国の如き土地平坦にして豊饒なる所に於ては、専ら之に従事するもの多し。
【漁猟】海浜に於て魚を捕ふるを漁と言ひ、山林に入りて禽獣を獲るを猟と言ふ。

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【牧畜】牛・羊・家畜を飼養・棲殖せしむるを牧畜と言ふ。地瘠せて田圃となすべからざる地に行はる。

挿絵018L

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