2016年05月11日 世中百首絵鈔1~25 index 解題 総目次 序 附 一 世の中の親に孝ある人はただ 何につけても頼もしきかな 二 兄弟敬ひを為し育むは 誰もかくこそあらめ世の中 三 世の中は等閑なくて慇懃に 有るべきことやしかるべからん 四 世の中に朝夕腹を立田山 紅葉な顔にさのみ散らしそ 五 世の中の扱い草を露ほども 知らざる人は笑止なりけり 六 心して事をば急げ急げただ 障り出で来るものは世の中 七 世の中の人を何とも思ふなよ 我だに良くば人も良からむ 八 世の中によき友達を持ちぬるは 心憎くも見えにけるかな 九 人の物損ずるものぞ 大概に事だに成らば借るな世の中 十 世の中は人に用をも言ふ習ひ 度(たび)重なるやうるさかるらん 十一 幾程もなき世の中の月花に 恨み口説はあぢきなきかな 十二 世の中にと言ひかく言ひ難しき 人をば人が飽き果てにけり 十三 世の中は目に見る事を本とせよ 聞きぬる事は変はるものなり 十四 人を我が心のごとく思ひなば 相違する事あらん世の中 十五 世の中は賤山がつと思ふとも 侮る心有るべからずよ 十六 世の中の人の好色深からば 必ず悪しき事や出でこむ 十七 世の中の人に似合はぬ働きは 良からぬ事と思ほゆるかな 十八 世の中に住めば不承がある物を それを言はぬは岩木なりけり 十九 世の中に命の長く有りたくば 生きとし生けるものを殺すな 二十 世の中はものの稽古をするがなる 富士の高嶺に名を上げよ人二十一 能智あり覚えのあらば 程よりも昇官せむと思へ世の中二十二 恥づかしと人を思はぬ世の中は 畜生よりも浅ましきかな二十三 世の中はただ何事も人並みに 有りぬべきこそ見ても良からめ ◎二十四 成るまじき事は世の中力無し 成るべき事は違へずもがな二十五 祈るにもよらじと無理を言ふならば 神も仏もいらぬ世の中 「世中百首絵鈔」カテゴリの最新記事 タグ :#本書籍 < 前の記事次の記事 >