【翻字】
アマブ
山の中野の中に図の如くなる
弓をかけおく是をアマブといふ
はりたる糸にさはれば
毒矢おのれと発して
獣即斃る
アマブかけおく處には必イナホを
樹に結つけ置く
人にあたらぬしるしとす

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【通釈】
アマブ
山の中や野の中に、図のような弓を仕掛けておく。これをアマブという。張ってある糸に触ると、毒矢が自動的に発射され、意図に触れた動物はすぐに斃れてしまう。
アマブを仕掛けておく場所には必ずイナホを樹に結び付けておく。人がそれを見てアマブに気づき、毒矢が人に当たらないようにする目印である。

【語釈】
・しるし…目じるし。

【解説】
 アイヌの狩猟法の一つ、毒矢を使った仕掛け弓について、描き説明しています。

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