詞の組たて上巻目録【[数字]は『言葉能組立 上』画像コマ数を示す】

 い[19] 言語構造式
[20] 声音 称呼 言語 此線下巻目録の始へ続く
 ろ[20] 体言 用言
[21] 物名言
   単称言(舟〔ふね〕) 複称言
 は[22] 連合言
   第一言(河舟〔かはふね〕)
   第二言(舘舟〔やかたぶね〕)
   第三言(舟館〔ふなやかた〕)
   第四言(河〔かは〕の舟〔ふね〕)
 に[28] 併列言
   第一言(山河〔やまかは〕)
   第二言(山〔やま〕と河〔かは〕と)
 ほ[29] 借言(山川〔やまがは〕)苗字
[31] 時日名言 十八
   (去年〔こぞ〕)(春〔はる〕)(今日〔けふ〕)
   (朝〔あさ〕)(弥生〔やよひ〕)(二日〔ふつかのひ〕)
[33] 数量名言 右同
   本言(一〔ひと〕)(二〔ふた〕)(三〔み〕)(四〔よ〕)(五〔いつ〕)
   (六〔む〕)(七〔なな〕)(八〔や〕)(九〔ここの〕)(十〔と〕)
   (百〔もも〕)(千〔ち〕)(万〔よろづ〕)(十〔そ〕)
   附言(ち)(を)(つ) 
   称別附言(度〔たび〕)
[37] 形容言 右同
   (又〔また〕)(猶〔なほ〕)(先〔まづ〕)
   (甚〔いと〕)(忽〔たちまち〕)(必〔かならず〕)
[40] 不定言 (何〔なに〕)(幾〔いく〕)(誰〔たれ〕) 丗八
   (何〔なに〕ぞ)(なぞ)(何〔なに〕と)(など)
   (幾何〔いくなに〕)(いかに)
   (幾等〔いくら〕)(幾箇〔いくつ〕)
   (幾干〔いくばく〕)(幾十〔いくそ〕)(幾十干〔いくそばく〕)
   (誰〔たれ〕ぞ)(たぞ)(誰〔たれ〕か)(たが)
   (何時〔いつ〕)
   (何路〔いづち〕)(何方〔いづかた〕)(何等〔いづれ〕)(何処〔いづこ〕)
[44] 指示言 (彼〔あ〕)(彼〔か〕)(其〔そ〕)(此〔こ〕) 丗九
   (彼〔あ〕れ)(彼〔か〕れ)(其〔そ〕れ)(此〔こ〕れ)
   (彼〔あ〕の)(彼〔か〕の)(其〔そ〕の)(此〔こ〕の)
   (彼〔あ〕-処〔こ〕)(彼〔か〕-処〔こ〕)(其処〔そこ〕)(此処〔ここ〕)
   (彼〔あ〕の方〔かた〕)(あなた)
   (彼〔か〕の方〔かた〕)(かなた)
   (其〔そ〕の方〔かた〕)(そなた)
   (此〔こ〕の方〔かた〕)(こなた)
   (かく)(さ)-(て)
   (さ)(かか)(しか)-(らりるれ 良行変格活)
[49] 助体言
 へ[50] 名格助言(の) 上巻は
 と 連合助言 同第二助言(が) 右同
 ち 併列助言(と) に
 り[51] 備格助言 十四
 ぬ[51] 基格助言
  る 主格助言(が) 同第二助言(の) 右同
  を[52] 賓格助言 奪格助言(を) 与格助言(に) 右同
 わ[53] 間格助言
  か 第一間格助言(を[越]) 第二間格助言(に[丹]) 右同
  よ[54] 第三間格助言(に(尓)) 同次助言(に(尓)て) 右同
  た 第四間格助言(に{尓}) 同次助言(へ) 右同
  れ[55] 第五間格助言(に[尓]) 同次助言(と) 右同
  そ[55] 第六間格助言 右同
   (より)(まで)(から)(ほど)
   (ゆゑ)(すら)(ばかり)(ながら)
 つ[57] 整格助言
  ね 集合助言(も) 廿二
    第二助言(さへ) 第三助言(だに) ヨ
  な[58] 分別助言(は) カ
    第二助言(のみ) タ
  ら 相動将格助言(ば) レ
  む[59] 反動将格助言(とも) ソ
  う 相動已格助言(ば) ツ
  ゐ[60] 反動已格助言(ども) ネ
  の 第七間格助言(と) 十九
  お[61] 喚起助言(よ) 廿五
  く[62] 禁止助言(な) ナ
    第二助言(な-そ) ラ
  や 加勢助言 (かし) 廿六
   (らんかし)-(らし)
   (けるらし)-(けらし)
   (たるらし)-(たらし)
   (なるらし)-(ならし)
   (あるらし)-(あらし)
   (かるらし)-(からし) 右同
  ま[64] 決定助言(ぞ) ウ
   第二助言(こそ) 丗五
  け[65] 疑問助言(か) ヰ
   第二助言(や) ノ
   第三助言(や) 丗三
  ふ[66] 感慨助言(や)(な)(も)(よ)(か) 廿七
  え[68] 願望助言(なん)(ね)(ばや)(もが)(しが)(がに) 廿八
  て 重畳竟言(つつ) 三十
  あ[69] 間称助言(し)(しも) 廿九
  さ 略格助言(ねば) 丗一
  き[70] 転置格別称助言(なん) 丗四
  ゆ 転置格随伴助言(もぞ)(もこそ)(もや) 丗六
[71] 作用言 比較表四十一
 め[75]  本言 {虚辞本言} [尋常本言]
   活言 (一)続用第二活 (二)続用活 (三)切断活 (四)続用第三活 (五)続体活 (六)続体第二活 (七)希求活
 み[76] 四段活 ク
   加行 [引〔ひ〕] (一)か(二)き(三四五)く(六七)け
   佐行 [押〔お〕] (一)さ(二)し(三四五)す(六七)せ
   太行 [打〔う〕] (一)た(二)ち(三四五)つ(六七)て
   波行 [言〔い〕] (一)は(二)ひ(三四五)ふ(六七)へ
   万行 [汲〔く〕] (一)ま(二)み(三四五)む(六七)め
   良行 [降〔ふ〕] (一)ら(二)り(三四五)る(六七)れ
 し[78] 一段活 ヤ
   加行 [着} (一二)き(三四五)きる(六)きれ(七)きよ
   奈行 {似} (一二)に(三四五)にる(六)にれ(七)によ
   波行 {干} (一二)ひ(三四五)ひる(六)ひれ(七)ひよ
   万行 {見} (一二)み(三四五)みる(六)みれ(七)みよ
   也行 {射} (一二)い(三四五)いる(六)いれ(七)いよ
   和行 {居} (一二)ゐ(三四五)ゐる(六)ゐれ(七)ゐよ
 ゑ[81] 中二段活 マ
   加行 [起〔お〕] (一二)き(三四)く(五)くる(六)くれ(七)きよ
   太行 [朽〔く〕] (一二)ち(三四)つ(五)つる(六)つれ(七)ちよ
   波行 [亡〔ほろ〕] (一二)び(三四)ぶ(五)ぶる(六)ぶれ(七)びよ
   万行 [恨〔うら〕] (一二)み(三四)む(五)むる(六)むれ(七)みよ
   也行 [老〔お〕] (一二)い(三四)ゆ(五)ゆる(六)ゆれ(七)いよ
   良行 [下〔お〕] (一二)り(三四)る(五)るる(六)るれ(七)りよ
 ひ[83] 下二段活 ケ
   阿行 {得} (一二)え(三四)う(五)うる(六)うれ(七)えよ
   加行 [受〔う〕] (一二)け(三四)く(五)くる(六)くれ(七)けよ
   佐行 [失〔う〕] (一二)せ(三四)す(五)する(六)すれ(七)せよ
   太行 [出〔い〕] (一二)で(三四)づ(五)づる(六)づれ(七)でよ
   奈行 {寝} (一二)ね(三四)ぬ(五)ぬる(六)ぬれ(七)ねよ
   波行 {経} (一二)へ(三四)ふ(五)ふる(六)ふれ(七)へよ
   万行 [求〔もと〕] (一二)め(三四)む(五)むる(六)むれ(七)めよ
   也行 [消〔き〕] (一二)え(三四)ゆ(五)ゆる(六)ゆれ(七)えよ
   良行 [枯〔か〕] (一二)れ(三四)る(五)るる(六)るれ(七)れよ
   和行 [居〔す〕] (一二)ゑ(三四)う(五)うる(六)うれ(七)ゑよ
 も[85] 変格活 フ
   加行 {来} (一)こ(二)き(三四)く(五)くる(六)くれ(七)こ
   佐行 {為} (一)せ(二)し(三四)す(五)する(六)すれ(七)せよ
   奈行 [往〔い〕] (一)な(二)に(三四)ぬ(五)ぬる(六)ぬれ(七)ね
   良行 [有〔あ〕] (一)ら(二三)り(四五)る(六七)れ
[89] 自動言 他動言 十五
 せ[90] 第一格
   自動言 解〔と〕けくくるくれけよ 加行下二段活-他動言 解〔と〕かきくけ 同四段活
   自動言 漬〔ひ〕たちつて 太行四段活-他動言 漬〔ひ〕ちつつるつれちよ 同下二段活
   自動言 延〔の〕びぶぶるぶれびよ 波行中二段活-他動言 延〔の〕べぶぶるぶれべよ 同下二段活
 す[92] 第二格
   自動言 寄〔よ〕らりるれ 良行四段活-他動言 寄〔よ〕せすするすれせよ 佐行下二段活
   自動言 余〔あま〕らりるれ 右同-他動言 余〔あま〕さしすせ 佐行四段活
   自動言 離〔はな〕れるるるるれれよ 良行下二段活-他動言 離〔はな〕さしすせ 右同
 イ[93] 第三格
   自動言 回〔ま〕はひふへ 波行四段活-他動言 回〔ま〕は{原活履言} さしすせ 佐行四段活
   自動言 免〔ゆ〕りるるるるれりよ 良行中二段活-他動言 免〔ゆ〕る{原活履言}さしすせ 右同
   自動言 冷〔ひ〕えゆゆるゆれえよ 也行下二段活-他動言 冷〔ひ〕や{原活履言}さしすせ 右同
 ロ[94] 第四格
   自動言 塞〔ふさ〕が{原活履言}らりるれ 良行四段活-他動言 塞〔ふさ〕がぎぐげ 加行四段活
   自動言 居〔す〕わ{原活履言}らりるれ 右同-他動言 居〔す〕ゑううるうれゑよ 和行下二段活
   自動言 籠〔こ〕 も{原活履言}らりるれ 右同-他動言 籠〔こ〕めむむるむれめよ 万行下二段活
十一[96] 被動言 使動言 右同
 ハ[97] 第一格 {原活履言} 四段活 かさたはまら 変格活 なら
   被動言 れるるるるれれよ 良行下二段活
   使動言 せすするすれせよ 佐行下二段活
 二[98] 第二格 {原活履言} 変格活 こせ 一段活 きにひみいゐ 二段活 きちひみいり 二段活 えけせてねへめえれゑ
   被動言 ら{転活冠言}れるるるるれれよ 良行下二段活
   使動言 さ{転活冠言}せすするすれせよ 佐行下二段活
十二[104] 助用言 比較表 エ
 ホ[107] 第一格 将言(二三五)ん(六)め 右同
   第二将言(二)まく(三五)まし(六)ましか 右同 テ
   不言(二三)ず(五)ぬ(六)ね 右同 ア
   第二不言 じ 右同 サ
   第三不言(一)ざら(二三)ざり(四五)ざる(六七)ざれ 右同 ヱ
 へ[110] 第二格 去言(二)け(三)き(五)し(六)しか 右同 メ
   竟言(一二)て(三四)つ(五)つる(六)つれ(七)てよ 右同 ミ
   畢言(一)な(二)に(三四)ぬ(五)ぬる(六)ぬれ(七)ね 右同 シ
   第二去言(一)けら(二三)けり(四五)ける(六)けれ 右同 ヒ
   第二竟言(一)たら(二三)たり(四五)たる(六七)たれ 右同 モ
 ト[114] 第三格 第三将言(二)べく(三)べし(五)べき(六)べけれ 右同 キ
   第四将言(一)ら(二三)めり(四五)める(六)めれ 右同 ス
   第四不言(一二)まじく(三)まじ(五)まじき(六)まじけれ 右同 ユ
   第二畢言(一)なら(二三)なり(四五)なる(六七)なれ 右同 セ
十三[120] 形状言 右同 四十
   尋常本言 清〔きよ〕 履辞本言 空〔むな〕 別格履言 け 履言 し 活言 くしきけれ 比較表 コ
 チ[126] 受言 さ・み・げ・け・が・か 右同-爰(ここ)に誌(しる)したるは、それぞれの事を下巻に解ける処と引き合せて見む為に、下巻の目録の下附けを挙げたるなり。

 右の目録は本書なる「言語構造式」の原図を少し換へて出せるなり。さるは捜索目録を兼ねて言語分類の順序を一目瞭然たらしめんが為なり。

江戸期版本を読む INDEX