[2]詞の組たて下巻目録【[数字]は『言葉能組立 下』画像コマ数を示す】

 【[13]目録自注・下巻緒言
 リ[14] 言語組織三格
   上巻目録の〈言語〉とあるより此線へ続く
十四[15] 備言 基格言 主格言〔水(みづ)が〕 る[上51]
 賓格言 奪格言〔舟(ふね)を〕 与格言〔水(みづ)に〕 を[上52]
 間格言 第一言〔河(かは)を[越]〕 第二言〔河(かは)に(丹)〕 か[上53]
   第三言〔河(かは)に(尓)〕 第三次言〔河(かは)に(尓)て〕(よ(上54))
   第四言〔河(かは)に{尓}〕 第四次言〔河(かは)へ〕 た[上54]
   第五言〔橋に[尓]〕 第五次言〔橋と〕 れ[上55]
   第六言〔河(かは)より〕〔河(かは)まで〕〔河(かは)から〕〔河(かは)ほど〕
   〔河(かは)ゆゑ〕〔河(かは)すら〕〔河(かは)ばかり〕〔河(かは)ながら〕 そ[上55]
十五[20] 整言 基格
 自動格〔〈主格〉舟(ふね)が―流(なが)る〕 十[上89]
 他動格〔〈主格〉水(みづ)が―〈奪格〉舟(ふね)を―流(なが)す〕
 自被動格〔〈主格〉水(みづ)が―〈与格〉舟(ふね)に―流(なが)れらる〕 十一[上96]
 自使動格〔〈主格〉水(みづ)が―〈与格〉舟(ふね)に―流(なが)れさす〕
 他被動格〔〈主格〉舟(ふね)が―〈奪格〉身(み)を―〈与格〉水(みづ)に―流(なが)さる〕
 他使動格〔〈主格〉舟(ふね)が―〈奪格〉身(み)を―〈与格〉水(みづ)に―流(なが)さす〕
十六[24] 変化格 助言略称格
 〔〈主格〉水(みづ)が―〈奪格〉舟(ふね)〇―流(なが)す〕
 〔〈主格〉水(みづ)〇―舟(ふね)を―流(なが)す〕
十七[25] 備言転置格
 〔〈奪格〉舟(ふね)を 〈主格〉水(みづ)が 流(なが)す〕
 〔〈与格〉水(みづ)に 〈主格〉舟(ふね)が 流(なが)さる〕
十八[26] 間言格
 《自動格へはさみたる間格言》
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《第一言》河(かは)を―流(なが)る〕 か[上53]
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《第二言》河(かは)に(丹)―流(なが)る〕
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《第三言》河(かは)に(尓)/に(尓)て―流(なが)る〕 よ[上54]
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《第四言》河(かは){尓}/へ―流(なが)る〕 た[上54]
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《第五言》橋に[尓]/と―流(なが)る〕 れ[上55]
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《第六言》河(かは)より/から―流(なが)る〕 そ[上55]
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《時日名言》今日(けふ)―流(なが)る〕 三[上31]
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《数量名言》一(ひと)つ―流(なが)る〕 四[上33]
 〔〈主格〉舟(ふね)が―《形容言》又(また)―流(なが)る〕 五[上37]
十九[29] 間格第七言 〔舟(ふね)が―流(なが)る/るる―と〕 の(上60]
 他動格へ間格第七言をはさむ
 ヌ[31] 用格
 〔〈主格〉乗(の)れる人(ひと)が〈奪格〉岸(きし)の移(うつ)るを―見(み)て―〈第七言〉舟(ふね)が流(なが)る/るると―知(し)る〕
廿[32] 続体格 め[上75]
 〔〈主格〉舟(ふね)の―〈与格〉水(みづ)に―流(なが)さるる〕
 〔〈主格〉舟(ふね)の―流(なが)さるる―水(みづ)〕
 〔〈主格〉水(みづ)に―流(なが)さるる―舟(ふね)〕
 ル[37] 整言重畳格
 〔〈前置言〉舟(ふね)が流(なが)れ―〈後置言〉筏(いかだ)が下(くだ)る〕
廿一[39] 続用格 め[上75]
 ヲ[39] 直接格 右同
 〔〈主格〉舟(ふね)が―流(なが)れ―下(くだ)る〕
 〔〈主格〉水(みづ)が―〈奪格〉舟(ふね)を流(なが)し―下(くだ)す〕
 ワ[40] 間接格 右同
 〔〈前置言〉舟(ふね)が―流(なが)れ―〈後置言〉筏(いかだ)が―下(くだ)る〕
 〔〈前置言〉水(みづ)が―舟(ふね)に―流(なが)れられ―〈後置言〉筏(いかだ)に―下(くだ)らる〕
廿二[43] 相動格 ね[上57]
 〔〈前置言〉舟(ふね)も―流(なが)れ―〈後置言〉筏(いかだ)も―流(なが)る〕
 〔〈前置言〉水(みづ)が―舟(ふね)をも―流(なが)し―〈後置言〉筏(いかだ)をも―流(なが)す〕
 〔〈前置言〉舟(ふね)が―水(みづ)にも―流(なが)され―〈後置言〉風(かぜ)にも―流(なが)さる〕
 〔〈前置言〉舟(ふね)が―漕(こ)がれも―行(ゆ)き―〈後置言〉流(なが)れも―下(くだ)る〕
 カ[45] 反動格 な[上58] 
 〔〈前置言〉舟(ふね)は―流(なが)れ―〈後置言〉筏(いかだ)は―流(なが)れず〕
 〔〈前置言〉水(みづ)が―舟(ふね)をば―流(なが)し―〈後置言〉筏(いかだ)をば―流(なが)さず〕
 〔〈前置言〉舟(ふね)が―水(みづ)には―流(なが)され―〈後置言〉風(かぜ)には―流(なが)されず〕
 〔〈前置言〉舟(ふね)が―漕(こ)がれは―行(ゆ)き―〈後置言〉流(なが)れは【原書は「ば」。誤刻として訂正】―下(くだ)らず〕 
 ヨ[48] 相動第二格 ね[上57]
 〔〈前置言〉舟(ふね)も流(なが)れ―〈後置言〉筏(いかだ)さへ流(なが)る〕
 相動第三格 不言相動格とも言ふ
 〔〈前置言〉舟(ふね)も流(なが)れず―〈後置言〉筏(いかだ)だに流(なが)れず〕
 タ[53] 反動第二格 な[上58]
 〔〈前置言〉舟(ふね)は流(なが)れ―〈後置言〉筏(いかだ)のみ流(なが)れず〕
廿三[55]
 レ[55] 相動将然格 ら[上58]
 〔〈前置言〉舟(ふね)が流(なが)れば―〈後置言〉筏(いかだ)も流(なが)れん〕
 ソ 反動将然格 む[上59]
 〔〈前置言〉舟(ふね)が流(なが)るとも―〈後置言〉筏(いかだ)は流(なが)れじ〕 
廿四[62]
 ツ[63] 相動已然格 う[上59]
 〔〈前置言〉舟(ふね)が流(なが)るれば―〈後置言〉筏(いかだ)も流(なが)る〕
 ネ 反動已然格 ゐ[上60]
 〔〈前置言〉舟(ふね)が流(なが)るれども―〈後置言〉筏(いかだ)は流(なが)れず〕
廿五[65]
 ナ[66] 希求格 お[上61]
 〔〈主格〉水(みづ)よ―〈奪格〉舟(ふね)を―流(なが)せ〕
 ラ[67] 希求第二格 禁止格とも言ふ
 〔〈主格〉水(みづ)よ―〈奪格〉舟(ふね)を―流(なが)すな〕
 ム[68] 希求第三格 く[上62] 第二禁止格とも言ふ
 〔〈主格〉水(みづ)よ―〈奪格〉舟(ふね)を―な流(なが)しそ〕
廿六[69] 加勢格 や[上62]
 〔舟(ふね)が流(なが)るかし〕
 〔舟(ふね)が流(なが)るらし〕らんかしの約(つづま)り
 〔舟(ふね)が流(なが)れけらし〕けるらしの約り
 〔舟(ふね)が流(なが)れたらし〕たるらしの約り
 〔舟(ふね)が流(なが)れならし〕なるらしの約り
 〔舟(ふね)が有(あ)らし〕有(あ)るらしの約り
 〔舟(ふね)が早(はや)からし〕かるらしの約り
 〔舟(ふね)が流(なが)れざらし〕ざるらしの約り
 〔舟(ふね)が早(はや)かる可(べ)けらし〕可(べ)かるからしの約り
廿七[70] 感慨格 ふ[上66]
 〔舟(ふね)が流(なが)るや〕
 〔舟(ふね)が流(なが)るな〕
 〔舟(ふね)が流(なが)るも〕
 〔舟(ふね)が流(なが)るるよ〕
 〔舟(ふね)が流(なが)るるか〕
廿八[71] 願望格 え(江)[上66]
 〔水(みづ)よ舟(ふね)を流(なが)さなん/ね〕
 〔舟(ふね)を流(なが)さばや〕主格は文章者の(我が)といふに当る
 〔流(なが)るる舟(ふね)もが〕
 〔舟(ふね)の流(なが)れしが〕
 〔舟(ふね)の流(なが)る/るるがに〕
廿九[74] 間称助言格 あ[上69]
 〔舟(ふね)し/しも流(なが)る〕
 〔水(みづ)が舟(ふね)し/しも流(なが)す〕
 〔舟(ふね)が水(みづ)にし/しも流(なが)さる〕
 〔舟(ふね)が流(なが)れし/しも下(くだ)る〕
丗[75] 重畳竟言格 て[上68]
 漕(こ)がれつ流(なが)れつとわけていふ二個の(つ)を約(つづ)むる
 〔舟(ふね)が漕(こ)がれつつ流(なが)る〕
丗一[76] 略言相動已然格 う[上59]
 〇此の間に(流(なが)るまじきに)と言ふことのあるべきを略(はぶ)けるなり
 〔風(かぜ)も吹(ふ)かねば〇舟(ふね)は流(なが)る〕
丗二[77]
 ウ[78] 決定格 ま[上64]
 〔舟(ふね)が水(みづ)に流(なが)さるるぞ〕
 ヰ[78] 疑問格 け[上65]
 〔舟(ふね)が水(みづ)に流(なが)さるるか〕
 ノ[78] 疑問第二格
 〔舟(ふね)が水(みづ)に流(なが)さるや〕
丗三[79]
 オ[79] 助言転置格
 皆〇此の中にあるべき(ぞ)を上へ転置したるなり
 〔舟(ふね)ぞ水(みづ)に流(なが)さるる〇〕 ま[上64]
 〔舟(ふね)が水(みづ)にぞ流(なが)さるる〇〕
 〔舟(ふね)が流(なが)れぞ下(くだ)る〇〕
 〔舟(ふね)が流(なが)れば/るればぞ筏(いかだ)も下(くだ)らん/る〇〕
 皆〇此の中にあるべき(か)を上へ転置したるなり
 〔舟(ふね)か水(みづ)に流(なが)さるる〇〕 け[上65]
 〔舟(ふね)が水(みづ)にか流(なが)さるる〇〕
 〔舟(ふね)が流(なが)れか下(くだ)る〇〕
 〔舟(ふね)が流(なが)れば/るればか筏(いかだ)も下(くだ)らん/る〇〕
 〇此中にあるべき(か)を(や)に換へ上へ転置したるなり
 〔舟(ふね)や水(みづ)に流(なが)さるる〇〕 右同
 〔舟(ふね)が水(みづ)にや流(なが)さるる〇〕
 〔舟(ふね)が流(なが)れや下(くだ)る〇〕
 〔舟(ふね)が流(なが)れば/るればや―筏(いかだ)も下(くだ)らん/る〇〕
丗四[83] 別称言転置格 き[上70]
 〇此の中にあるべき(ぞ)を(なん)に換へて上へ転置したるなり
 〔舟(ふね)なん流(なが)るる〇〕
丗五[83] 略言転置格 ま[上64]
 〇此の中にあるべき(そ)に(こ)を添へて上へ転置したるなり
 〔舟(ふね)こそ流(なが)るれ―「爰(ここ)にかくあるべき語を略(はぶ)く」―筏(いかだ)は流(なが)れぬ〇〕
丗六[86] 随伴助言転置格 ゆ[上70]
 かくいふべき(ん)を(も)に換へて転置せる(ぞ)(や)が随伴したるなり
 〔舟(ふね)もそ流(なが)るる/れん〕
 〔舟(ふね)もや流(なが)るる/―れん〕
 かくいふべき(め)を(も)に換へて転置せる(こそ)が随伴したるなり
 〔舟(ふね)もこそ流(なが)るれ/れめ〕
丗七[88] 交互略言転置格
 〇かくあるべきを交互して略言せるなり
 〔舟(ふね)ぞ―〇流るる舟(ふね)の/が―流(なが)るるに〕
 〔舟(ふね)や―〇流るる舟(ふね)が―流(なが)るとて〕
 〔舟(ふね)こそ―〇流(なが)るれ舟(ふね)が―流(なが)るれど〕
 〔舟(ふね)こそ―〇流(なが)るれ舟(ふね)が―流(なが)るかし〕
丗八[90] 不定言用格 六[上40]
 〔「物を定めず言ふ」何(なに)も無(な)し〕
 〔「数を定めず言ふ」幾箇(いくつ)も有(あ)り〕
 〔「人を定めず言ふ」誰(たれ)も知(し)る〕
丗九[94] 用格 七[上44]
 《これは水(みづ)が流(なが)るといふを指示す》
 ≪これは汲(く)むといへば水(みづ)を指示し堰(せ)くといへば流(なが)るを指示す≫
 〔水(みづ)が流(なが)る《然る》に≪其(そ)れ≫を汲(く)む/堰(せ)く〕
四十[95] 形状言用格
 〔水(みづ)が―清(きよ)し/けし〕 十三[上120]
 〔水(みづ)の清(きよ)さ〕
 〔水(みづ)清(きよ)み人(ひと)も来(き)て汲(く)む〕
 〔水(みづ)が清(きよ)けん〕 チ[上126]
 〔水(みづ)が清(きよ)げに/なり〕
 〔水(みづ)が清(きよ)かり〕
 〔人(ひと)が水(みづ)を清(きよ)がる〕
四十一[97] 用言比較表 此表にて用言断続の別(わか)ちを見合すべし
 将然格 続用言  用体言 切断言 続体言  已然格 希求言
【ク】[98] 四段活 み
   引〔ひ〕か(一)ば 引く(四)とも 引〔ひ〕き(二)出〔だ〕す
   引〔ひ〕き(二)出〔だ〕し 引〔ひ〕く(三) 引〔ひ〕く(五)弓〔ゆみ〕
   引〔ひ〕け(六)ば/ども 引〔ひ〕け(七)
【ヤ】[100] 一段活 し
   着〔き〕(一)ば 着〔き〕る(四)とも 着〔き〕(二)旧〔ふる〕す
   着〔き〕(二)旧〔ふる〕し 着〔き〕る(三) 着〔き〕る物〔もの〕
   着〔き〕れ(六)ば/ども 着〔き〕よ(七) 
【マ】[100] 中二段活 ゑ
   起〔お〕き(一)ば 起〔お〕く(四)とも 起〔お〕き(二)上〔あが〕る
   起〔お〕き(二)上〔あが〕り 起〔お〕く(三) 起〔お〕くる(五)朝〔あさ〕
   起〔お〕くれば/ども 起〔お〕きよ(七)
【ケ】[101] 下二段活 ひ
   得〔え〕ば 得〔え〕(四)とも 得〔え〕(二)難〔がた〕し
   得〔え〕(二)難〔がて〕 得〔う〕(三) 得〔う〕る(五)宝〔たから〕
   得〔う〕れ(六)ば/ども 得〔え〕よ(七)
【フ】[104] 変格活 も
   来〔く〕(一)ば 来〔く〕(四)とも 来〔き〕(二)始〔はじ〕む
   来〔き〕(二)始〔はじ〕め 来〔く〕 来〔く〕る(五)人〔ひと〕
   来〔く〕れ(六)ば/ども 来〔こ〕(七)
【コ】[110] 形状言 十三
   清〔きよ〕く(二)ば/とも 清〔きよ〕く(二)流〔なが〕る
   空〔むな〕しく(二)ば/とも 空〔むな〕しく(二)消〔き〕ゆ
   清〔きよ〕水〔みづ〕 清〔きよ〕し(三) 清〔きよ〕き水〔みづ〕
   空〔むな〕し言〔ごと〕 空〔むな〕し(三) 空〔むな〕しき(五)言〔こと〕
   清〔きよ〕けれ(六)ば/ども 清〔きよ〕かれ
   空〔むな〕しけれ(六)ば/ども 空〔むな〕しかれ
【エ】[114] 助用言
   [115] 将言 ホ
   〇 〇 引〔ひ〕かん(二)の 引〔ひ〕かん(三) 引〔ひ〕かん(五)弓〔ゆみ〕
   引〔ひ〕かめ(六)ば/ども 〇
【テ】[116] 第二将言 右同
   〇 見まく(二)欲〔ほ〕し 〇 見まし(三) 見まし(五)を 見ましか(六)ば/ども 〇
【ア】[118] 不言 右同
   問〔と〕はず(二)ば/とも 問〔と〕はず(二)知〔し〕る
   問〔と〕はず(二)語〔がた〕り 問〔と〕はず(三) 問〔と〕はぬ(五)人〔ひと〕
   問〔と〕はねば/ども 〇
【サ】[119] 第二不言 右同
   〇 〇 忘〔わす〕れじ(二)の 忘〔わす〕れじ(三) 忘〔わす〕れじ(五)を 〇 〇
【キ】[122] 第三将言 ト
   〇 受〔う〕くべく(二)思〔おも〕ふ
   〇 受〔う〕くべし(三) 受〔う〕くべき(五)賜物〔たまもの〕
   受〔う〕くべけれ(六)ば/ども【原書は「とも」。誤刻として訂正】 〇
【ユ】[123] 第四不言 右同
   為〔す〕まじく(二)ば/とも 為〔す〕まじく(二)禁〔いまし〕む
   〇 為〔す〕まじ(三) 為〔す〕まじき(五)所行〔わざ〕
   為〔す〕まじけれ(六)ば/ども 〇
【メ】[123] 去言 ヘ
   〇 有〔あ〕りけ(二)ん
   〇 有〔あ〕りき(三) 有〔あ〕りし(五)昔〔むかし〕
   有〔あ〕りしか(六)ば/ども【原書は「とも」。誤刻として訂正】 〇
【ミ】[125] 竟言 右同
   流〔なが〕して(一)ば 流〔なが〕しつ(四)とも
   流〔なが〕して(二)見〔み〕る/ん/まし/き/けり 流〔なが〕しつ(四)べし/なり/めり
   〇 流〔なが〕しつ(三) 流〔なが〕しつる(五)水〔みづ〕
   流〔なが〕しつれ(六)ば/ども 流〔なが〕してよ(七)
【シ】[127] 畢言 右同
   流〔なが〕れな(一)ば 流〔なが〕れぬ(四)とも
   流〔なが〕れな(一)ん/まし 流〔なが〕れに(二)き/けり/たり  流〔なが〕れぬ(四)べし/なり/めり
   〇 流〔なが〕れぬ(三) 流〔なが〕れぬる(五)水〔みづ〕
   流〔なが〕れぬれ(六)ば/ども 流〔なが〕れね(七)
【ヱ】[130] 第三不言 ホ
   言〔い〕はざ() 言〔い〕はざ()
  言〔い〕はざら(一)ん/まし 言〔い〕はざり(二)き/けり 言〔い〕はざる(四)べし/まじ/なり/めり
   〇 言〔い〕はざり(三) 言〔い〕はざる(五)事〔こと〕
   言〔い〕はざれ(六)ば/ども 言〔い〕はざれ(七)
【ヒ】[131] 第二去言 ヘ
   〇 行きけら(一)ん 〇 行きけり(三) 行きける(五)道〔みち〕 行きけれ(六)ば/ども 〇
【モ】[132] 第二竟言 右同
   降〔ふ〕りたら(一)ば 降〔ふ〕りたり(二)とも
   降〔ふ〕りたら(一)ん/まし/ず/じ 降〔ふ〕りたり(二)き/けり 降〔ふ〕りたる(四)べし/まじ/めり
   〇 降〔ふ〕りたり(三) 降〔ふ〕りたる(五)雪〔ゆき〕
   降〔ふ〕りたれ(六)ば/ども 人〔ひと〕たれ(七)
【セ】[134] 第二竟言 右同
   落〔お〕つなら(一)ば 落〔お〕つなり(二)とも
   落〔お〕つなら(一)ん/まし/ず/じ/ざり 落〔お〕つなり(二)き/けり 落〔お〕つなる(四)べし/めり
   〇 落〔お〕つなり(三) 落〔お〕つなる(五)滝〔たき〕
   落〔お〕つなれ(六)ば/ども 実〔まこと〕なれ(七)
【ス】[137] 第四将言 ト-爰(ここ)に誌したるはそれぞれの事を上巻に挙げたる処と引き合せて見む為に上巻の目録の丁附けを挙げたるなり
   〇 見るめら(一)ん 見るめる(四)なり 〇 見るめり(三) 見るめる(五)花〔はな〕
   見るめれ(六)ば/ども 〇
加言】[139] 【複合サ変動詞・ク語法・「らん」の識別・あとがき】

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