校訂源平盛衰記(日本文学大系本)WEB総目次
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校訂源平盛衰記(日本文学大系本 1926年刊)WEB凡例
1:底本は「源平盛衰記 上巻 下巻」(日本文学大系本 1926年国民図書刊 国会図書館デジタルコレクション)です。
2:校訂の基本方針は「本文を忠実にテキスト化しつつ、現代の人に読みやすくする」です。
2:校訂の基本方針は「本文を忠実にテキスト化しつつ、現代の人に読みやすくする」です。
3:底本のふりがなは全て省略しました。
4:底本の漢字は原則現在(2024年)通用の漢字に改めました。
5:二字以上の繰り返し記号(踊り字)はテキストにないため、文字表記しました。
6:底本の適宜改行し、句読点および発話を示す鍵括弧は適宜修正、挿入しました。
4:底本の漢字は原則現在(2024年)通用の漢字に改めました。
5:二字以上の繰り返し記号(踊り字)はテキストにないため、文字表記しました。
6:底本の適宜改行し、句読点および発話を示す鍵括弧は適宜修正、挿入しました。
7:底本の漢文は適宜訓読を修正し、書き下して示しました。
9:底本の修正のうち、必要と思われるものは校訂者注で示しました。但し、以下の漢字は変更しました。
おし(瘂→唖) ごかく(牛角→互角) ころ(比→頃) しやう(庄→荘) たも(持→保)つ ねた(妒→妬)し め(食→召)す さがみ(相摸→相模) だんのうら(檀浦→壇浦) けびゐし(撿非違使→検非違使)
おし(瘂→唖) ごかく(牛角→互角) ころ(比→頃) しやう(庄→荘) たも(持→保)つ ねた(妒→妬)し め(食→召)す さがみ(相摸→相模) だんのうら(檀浦→壇浦) けびゐし(撿非違使→検非違使)
以下の漢字は平仮名に直して表記することがあります(順次更新)。
あ行
あゝ(噫呼・戯呼・噫) あがか(蹀)す あが(踠)く あか(赧)む あからさま(白地) あが(沖)る あきら(察)か あき(惘)る あ(暁・明)く あ(勝・扛・抗)ぐ あくが(憧・浮宕)る あけ(翌) あけくれ(旦暮) あけぼの(陵晨) あざな(糺)ふ あざわら(嘲咲)ふ あじか(笭箐) あしげ(驄) あした(朝) あしだ(缺) あしら(会釈)ふ あじろ(籧) あた(宛) あたか(宛)も あたゝ(熅)む あたひ(直) あだや(流矢・徒矢・空矢) あたり(鐘) あた(中)る あぢきな(無為)し あつ(優)し あつぱれ(天晴) あづま(我妻) あつま(群)る あな(穴・窟・噫) あなが(強)ち あなた(彼方) あなたこなた(彼此) あは(哀)れ あはれ(愍)む あひしら(会釈)ふ あ(値・謁)ふ あ(沐)ぶ あふこ(朸杖) あふ(仰)のく あま(蜑) あまくだ(天降)る あまた(数多・余多) あまつさ(剰)へ あまね(普・洽・旁・遍)し あみ(罾) あや(奇・媚・怪)し あやど(操)る あやま(謬・悞・過)つ あやま(悞)る あら(荒) あら(匪)ず あらそ(諍)ふ あらたま(改) あらた(悛)む あらは(詮・省)す あら(濯)ふ あらまし(有増) ありあけ(晨明) あり(行)く ありさま(形勢) あ(或)る あわ(沫) あわ(周章)つ あん(安)ず いか(何) いかゞ(如何) いかで(争) いかに(何) いかばか(幾許)り いかり(沈石) いか(嗔)る いかんか(云何) いかんせん(云何) いきつ(唿)く いきどほ(鬱)る いくばく(幾・幾許・幾何) いけど(虜・生虜)る いさ(不知) いざ(誘) いさか(諍)ふ いさゝ(飯篠) いさゝ(聊)か いざな(引唱)ふ いそ(怱)がはし いそ(怱)ぐ いた(痛・労)く いだ(懐)く いたづら(徒) いたは(労)し いたは(労)る いた(傷)み いた(届)る いたるまで(迄) いちじる(掲・掲焉・験)し いちはや(逸早)し いつ(何時・何) いつか(早晩) いづく(何・何所・何処・何国) いつく(厳・麗)し いづく(寧)んぞ いづこ(何処) いつしか(早晩・早晩しか) いづち(何・何地) いつは(矯・詐)る いづ(何・孰)れ いと(最・糸) いとけ(稚・幼)なし いとほ(糸惜・愛)し いなびかり(電) いな(辞)む いぬころ(犬子) いのち(寿) いの(祷)り いは(称)く いば(嘶)ふ いはゆる(所謂) いは(況)んや いびき(息引) い(曰・儞) ふ いぶか(不審)し いぶせ(悒)し いへど(雖)も いまいま(禁忌)し いまし(禁・誡・縛)む いま(在)す いやいや(嗷々) いや(上)が上に いやし(苟)くも い(愈)ゆ いよいよ(弥) い(没)る いろど(綵)る いろ(綺・汚)ふ うかが(闚)ふ うが(穿)つ うか(泛)ぶ うきぐさ(萍) う(禀・請)く うけたまは(奉)る うご(揺)く う(亡)す うそぶ(嘯)く うた(謳) うた(声)ふ うち(裏・中) う(討・打・敲・誅)つ うつく(厳)し うつ(移・模)す うづたか(堆)し うづた(沂)つ うつゝ(現・覚) うつぶ(俯)く うつぶ(俯・覆)す うつぼ(天河・大洞・空) うつ(移)る うと(疎・外)し うと(疎)む うなじ(項) うなだ(低・俛) る うなづ(頷許)く うへ(表) うまぶね(篼) う(沽)る うるほ(湿・濡)す うれ(患)へ えい(曳) えぞ(俘囚) えだ(朶・支) えら(簡)ぶ お(於)いて おき(煨) お(安)く おく(後)る おこ(発・興・越)す おこた(懈)る おこ(作・発・興)る お(攏・圧)す お(下・零)つ お(威・震・懼・怖)づ おとうと(妋) おと(下)す おど(威)す おとづ(音信・通)る おとゞ(御宿殿) おとな(成人・古老・長)し おと(音)なふ おと(減)る おどろか(愕)す おとろ(窄)ふ おのづか(自)ら おはしま(坐・御座)す おは(坐・御座)す おは(訖)る おびたゞ(夥)し おびやか(劫)す お(負・畢)ふ おほ(且・洪・夥)し おほ(負ほ・果)す おぼ(覚)す おぼつか(窘)なし おほむね(大底) おぼ(覚)ゆ おめ(阿容) おもひもの(妾) おもひや(想像)る おも(意)ふ おもん(惟・以)みる およ(游)ぐ およ(凡)そ およ(曁)ぶ およぼ(覃)す おろ(疎・愚・痴・頑)か おろし(下・下風) おろ(下)す おろそ(疎)か おんため(奉為)か行
か(歟) か(彼・斯) かいつくろ(刷)ふ かゝ(褰・挑)ぐ かゞやか(眩)す かゞや(耀)く かゝ(懸・蒐)る かき(貲) かぎ(鑰・鎰) かきつばた(劇草) かぎり(定) か(蒐・翔・梟・掻・繋)く かく(此・是・斯) かく(蔵)す かく(崩)る かげ(景) がけ(碊) かけはし(梯) かけ(翔)る かこ(垣)む かざ(挿)し かさ(畳)ぬ かざ(荘・厳・賁)る かしこ(彼所) かしこ(賢・畏)し かしこ(恐)む かしづ(傅)く かしら(首) かず(員) かぞ(算)ふ かた(堅) し かたがた(旁) かたくな(頑) かたち(貌) かたど(像)る かたはら(側) かたびら(帷) かたぶ(泝・沂)く かたへ(傍) かたゐ(癩) かち(徒・歩) かちだち(歩走) かちみち(行程) かづ(潜・被・纏)く かつ(曽)て かな(乙) かな(可憐)し かなたこなた(彼方此方) かな(合)ふ か(兼)ぬ かね(金・矩・鉄) かね(予・兼ね)て かの(彼) かばね(骸骨) かはらけ(駱) かへ(違) かへ(還・復)す かへりまうし(賽) かへりまうで(賽)す かへ(来・還・廻・返・回)る かほ(貌) かまびす(囂)し か(啖)む かやう(斯様・加様) がら(様) から(絡)ぐ から(捕)む かりがね(雁金) かりそめ(仮初) か(乾・猟・芟)る かるがゆゑ(故)に かれ(彼) かれがれ(禿) かんが(勘)ふ き(聞)く きざ(萌)す きし(碾)む きし(碾)る きず(釁) きつさき(切鋒) きつと(急度・急と・屹と) きづな(紲) きと(急と・急度) きぬぎぬ(衣々) きはま(疆・谷)る きび(稠・緊・厳)し きみ(公) きよ(浄)し きよ(雪・浄)む きら(鈶) き(破・割)る くぎづけ(釘打) くゝ(纈)る くゞ(跼)る くじか(麋) くじ(抉)る くす(萳) くちすゝ(嗽・漱)ぐ くつ(履) くつばみ(銜) くづ(頽)る くつろ(悱・甘・寛)ぐ くど(口解・詢・詫・訇) く くね(頑)る くはがた(鍬模) くは(悉)し くは(食・噉・咬)ふ くば(賦) る くひ(杙) くま(陰) くま(与)す くも(陰)る く(侚)ゆ くら(晩・闇)し くら(晩)す くらま(晦)す く(晩・眩)る くるめ(眩)く げ(気) けが(黷・汙)す け(銷)す けだし(蓋) けづ(斲・梳)る げ(実)に けやけ(尤)し こ(此・是) こ(滋)い ごかく(牛角) こがくれ(木高) こが(燋)る こ(挑)く こけ(垣衣) こゝ(爰・是・茲) こゝかしこ(此彼) こゝろ(意) こゝろばせ(心操) こころみ(心見)る こしかたゆくすゑ(以来向後) こしら(誘・構)ふ こぞ(挙)りて こたび(此度) こて(射鞴) こと(事・縡・言) ごと(毎) ことば(言・詞) こなた(此方) このかた(已来) このごろ(近来) このみ(菓) この(佳)む このゆゑ(所以) こは(強)し こひ(慕)し こぼ(毀・壊)つ こほり(冰) こぼ(零・覆)る こまぬ(拱)く こら(堪)ふ これ(此・是・之・茲・箇・惟) ごろ(来) ころ(死)す ころも(裘) こゑ(音)さ行
さ(狭・左) さいはひ(福・祐)す さかえ(昌) さかさか(肝々)し さかさま(逆・倒) さか(昌・隆)ゆ さか(昌・耀)る さき(前・頭・往) さ(割・笑)く さ(提)ぐ さぐ(捜)る さけ(喚)ぶ さゝ(小竹) さゝ(擎・提)ぐ さゝめごと(私語) さゝや(私語・耳語・囁)く さしお(閣)く さしはさ(挟・挿)む さ(指)す さすが(遉が・流石・遉) さす(把)る さて(扨・偖) さと(巷・郷) さね(実・核) さふ(匝) さぶら(侍)ふ さま(種・様) ざま(様) さま(覚)す さまよ(吟)ふ さむ(冷) さめざめ(潸潸・雨々) さやう(左様) さ(冱・寒)ゆ さら(曝)す さ(然)り さ(去)る さわ(劇・噪)がし しうと(阿翁) しか(然・而) しかうして(然而) しかじか(云々) しか(併)しながら しかのみならず(加之) しか(然・而・爾)り しきしま(磯城島) しき(頻)り し(鋪・布)く しぐ(時雨)る しげ(滋)し しげ(滋)み しげ(滋)る しこ(僭)つ したゝ(認)む しづ(閑・禅・鎮)か しづしづ(閑々) しづ(定)まる しづ(閑・定)む しつら(繕・理・修)ふ しど(尻頭) しどけ(支度計)なし しとね(茵) しのぶ(垣衣・忍) しばし(少時) しばしば(屡) しばら(且・遥許)く しほしほ(塩々) しぼ(萎)む しみづ(妙美井) し(入・縮・卜)む しやくり(噦噎) しや(曝)る しら(廓)く しら(弾)べ しり(後) しりぞ(黜・却)く しりへ(後) しりゐ(眦) し(知)る しるし(符・標・験・注・璽) しる(尤)し しる(註)す しるべ(指南) しれもの(白癡) しわざ(所為) しを(窄・萎)る す(為・仕) す(居)う すが(眇) すか(賺・詐)す すがた(貌) すが(係)る すき(透) すぐ(直) すく(済)ふ すく(竦)む すくや(健)か すぐ(勝)る すこ(小・微)しし すこぶ(頗)る すさま(冷)じ すさ(吟・遊)む すゝ(雪・濯)ぐ すゞし(生・生衣) すゞ(冷)し すそ(坐) すそご(坐紅・坐滋) すだ(集)く すたすた(寸々) すた(廃)る すぢかひ(筋違) すなどり(漁) すのこ(簀) すなは(廼)ち すね(髄) すべから(須)く すべ(都・凡・総)て すべ(下)る すまひ(栖・住居) すみか(棲・栖・陬) す(清・栖)む すめらぎ(皇) す(研)る せうと(妋) せぐくま(跼)る せ(責)む せめ(鬩)ぐ せんかた(為方)なし そ(其・夫・厥・爾) そ(鎩・殺)ぐ そこばく(若干) そじゝ(胰) そし(毀・訕・謗)る そゝ(濯・洒)ぐ そゞろ(坐) そだ(生立)つ そな(備)ふ そね(妒・嫉・猜)む そのかみ(当初) そば(稜) そば(側)む そばだ(峙・欹・側)つ そ(蒼)む そむ(乖)く そもそも(抑) そら(空・虚) それがし(某) そろ(汰・調)ふた行
たいまつ(続松・炬火) たか(崇)し たかせ(舼舟) たが(差)ふ た(闌・燃・炷)く たぐ(比)ふ たくみ(工) たけ(長) たけくら(長並)べ たけ(武)し た(度)し たす(資・佐・支・扶)く たそがれ(誰彼) たゞ(直・啻・徒・凡) たゝ(扣・啄)く たゞ(直)し たゞ(匡・糺・箴)す たゝず(佇)む たゞち(直) た(起・截・立)つ たて(豎) たちど(立所) たちばな(盧橘) たてど(立所) たてぶ(立文)む たてまつ(進・献・上)る たとひ(縦・縦令・仮令・設) たと(譬)ふ たとへ(喩) たとへ(仮令)ば たど(問)る たなび(聳)く たに(澗) たばか(謀・賺)る たはむ(誑)る たぶらか(誑)す たましひ(神) たまたま(適) ため(為) ためし(様) ためら(踉蹡・強健・居留)ふ たも(持)つ たやす(輙・容易)し たりふ(低伏)す た(低)る たわ(嫋)む たをやか(婀娜) ちう(中) ちか(幾)し ぢき(直) ちご(児) ちどり(鵆) ちはやぶ(襅振)る ちひさ(少)し ちまた(街衢) ちら(彩)す ちりば(鏤)む ついで(次) つか(管) つかうまつ(仕)る つかさくらゐ(官位) つかさど(職)る つか(束)ねる つか(事)ふ つ(竭・就・突・属・号・付)く つ(続)ぐ つく(為)る つくろ(刷)ふ つごもり(晦日) つじかぜ(飇) つた(絡石) つたな(拙)し つちくれ(壌) つゞ(連・列)く つゝま(約)し つゞま(促)る つゝ(裹)む つゞ(約)む つゞら(黒葛) つ(伝)て つど(集)ふ つね(恒) つば(合)む つはもの(兵者・軍) つひ(畢・終) つぶさ(具) つまぐ(捻)る つみ(辜) つゆ(露) つよ(健)し つよ(強)る つら(行・頷) つらつら(倩) つらな(列)る つら(連・列)ぬ つらぬき(貫) つらゝ(垂氷) つ(列)る つれな(強面・難面)し ていたらく(為体) てがら(亭) てづから(手・手自ら) てへる(者) てへれば(者) て(耀)らす どう(動) とが(過) ときは(常) と(釈・解)く とこしなへ(鎮) とて(迚)も どつ(咄) ととのほ(調)る と(問)ふ とぶ(訪)らふ とほ(融)す とみ(頓) と(趂)む とも(共・与) ども(共) と(左・兎)もかく(右・角) ともがら(倫・僚) ともしび(炬) とも(炬・燃・炷)す とらか(蕩)す とら(虜)はれ とら(握・禽・搦・囚)ふ とりこ(虜) と(把・捕・虜)る とろ(蕩)くな行
ないがしろ(蔑ろ・蔑如) ないし(乃至) なか(間) なかごろ(中古) なかだち(媒) なが(詠)む ながら(存)ふ なが(旒)れ なかんづく(就中) なぎ(水葱) な(嘶)く な(抛)ぐ なげう(抛)つ なごり(遺・余波) な(無・莫・靡・勿))し な(成・作・為)す なぞら(准)ふ な(摩)づ なづ(泥)む なのめ(斜)ならず なはて(阡) なほざり(等閑) なまぐさ(羶)し なまじひ(憖) なみだ(泣色) な(列)む なら(比・双)ぶ なり(也) な(作・生・為)る なん(盍・寧)ぞ なんぢ(卿) にぎ(把)る に(北)ぐ にく(悪)し にく(悪)む にこ(莞爾) につこ(莞爾) にはか(頓)に にほ(香)ふ によ(吟)ぶ ぬえ(鵼) ぬかご(零余子) ぬき(抽)んづ ぬ(脱・貫)く ぬさ(繖) ぬすびと(盗) ぬす(竊)む ぬ(湿)る ね(音) ねが(欣・慕・庶・羨・楽)ふ ねぐら(塒) ねた(猜)み ねぶ(睡)る ねんごろ(懇・苦) のが(脱)る のき(檐) の(除・却)く のこ(貽)す のこ(貽)る のぞ(望)む のたま(偁・曰)ふ のちこと(後言) のど(閑)か のゝし(訇)る の(演・宣・舒)ぶ のぼ(騰・登)る のみ(而巳・已) の(騎)るは行
は(者) ば(者) はか(果)なし はがね(鍔金) はかばか(捗々・墓々)し はがみ(齘) ばか(許)り はかりごと(計・謀・籌) はか(計)りなし はか(謀・度)る はぎ(胻・脛・鹿鳴草) は(帯・屣)く は(矯)ぐ はぐゝ(孚)む はげ(烈・厲)し はげま(厲)す ばけもの(媚物) はごく(孚)む はざま(迫) はさ(鋏刀・挟)む はした(半) はしふね(游艇) はし(趨)る は(歩)す はずだか(筈上) はた(耳・幢・旌・将・礑・疁・端) はだか(跨・扈)る はだ(刷)く はだし(跣・徒跣・踝) は(果)たす はたら(動)かす はたら(動)く はぢ(辱) は(終)つ ばつ(跋) はづか(愧・辱)し はづ(弛)す はつもみぢ(葉早黄色) はな(離)つ はなは(太)だ はなやか(花声・声華・声花) は(駻)ぬ はびこ(蔓)る はふはふ(匍・跋行・跋・蜒ふ蜒ふ) はまぐり(蝬) は(飡・食)む はやし(拍子) はや(欹・拍子)す はや(疾)む はやりを(早雄) はや(逸)る はらか(𩷧・鰚) はらば(匍匐・跋)ふ はらはら(潸々・泫然・潸然) はら(擺・掃・除)ふ はる(杳)か ひが(僻) ひか(引か・磬)ふ ひが(癖)む ひき(卑・下)し ひ(任・曳)く ひざがしら(膝蓋) ひさげ(提) ひざまづ(跪)く ひし(籗) ひしめ(犇)く ひそ(偸・密・竊・潜・側)か ひそ(潜)まる ひそ(偸)む ひそ(密)めく ひた(直) ひたすら(専・只管・混ら) ひつさ(提)ぐ ひで(旱)る ひとしほ(一入) ひとへ(偏・単) ひとや(囚) ひと(独)り ひなみ(日次) ひねもす(終日) ひね(撚・捻)る ひま(隙・間) ひやう(兵) ひや(涼)す ひ(寒)ゆ ひるがへ(反)す ひる(怯)む ひろ(展・擁・繙・闊)ぐ ひろ(浩)し ひを(鮊) びんづら(丱) ふ(深)く ふし(捃) ふしど(臥所) ふ(俛)す ふすぼ(薫)る ふたゝび(二度) ふち(駮) ふなよそひ(艤) ふみがら(文様) ふ(躔・歩・跋)む ふ(雨)らす ふ(雨・旧)る ふる(戦・慄) ふ ふるまひ(行跡・挙動) ふるま(挙動)ふ へ(辺) べ(部) べ(可)し へだ(阻)つ へち(柭) ほこ(矜)る ほしいまゝ(恣) ほしいまゝ(放)にす ほ(旱)す ほだ(覊)す ほとり(辺・上・頭・側) ほと(殆)んど ほの(仄・側・夙)か ほゞ(粗) ほ(嘆・美・讃・歎)む ほろ(幕・布露)ま行
まうけ(設) まう(言・白・解)す ま(劣・纏)く ま(枉)ぐ まぐさ(楣) まこと(寔・信・実) まさ(正・当・方) まさ(競・増) る まし(猿) まじは(錯・雑)る まじろ(瞬)ぐ ま(増・勝)す ますます(倍・益) ますらを(夫男) また(復・還・亦) またが(跨)る まちまち(区) ま(俟)つ ま(先)づ まつかう(真額・間額) まつさかさま(真逆) まつりごと(政) まつ(政)る まど(円)か まな(学)ぶ まね(学・真音) まのあたり(親り・眼前) まは(巡)す まばら(疎) まゝ(間) まみ(見)ゆ まみ(塗)る まめ(実)やか まも(守)る まよ(吟)ふ まれ(希・少) まろ(丸) まろ(倒)ばす まろ(宛転・転・倒)ぶ まゐ(進)らす まをとこ(寝夫) み(質) みが(塋・瑩・研・琢)く みぐし(御飾) みそなは(視)す みたけ(金獄) みだれがは(狼藉)し みち(径・途) みちのほど(行程) みちび(引導)く みつゝき(承鞚) みどり(翠) みなしご(孤子) みめ(美貌・御美・美め・美) みやこ(城) み(睹・視・瞻)る むかばき(行纏) むか(対・卿・嚮)ふ むく(酬)ゆ むくろ(身質・身) むさゝび(鷜・鼯) むし(寧)ろ むす(結)ぶ むすめ(女) むつごと(眤言) むながいづくし(胸帯尽・当胸尽) むなさき(心先) むな(曠・空)し むね(旨) むべ(宣) めいめい(明々) めぐ(運)らす めぐ(廻)る めくるめ(眩)く めし(食) めしうど(囚・召人) め(愛)づ むらさめ(急雨) も(若)し もた(挙・持挙・擡)ぐ もだ(黙止)す も(持)つ もづく(海薀) もつ(将・以)て もてあそ(翫)ぶ もてな(賞・翫・饗・𪱤)す もてめ(饗)す もと(許・本・元・法・下) もと(殉)む もとゆひ(鬠) もとより(如法・固より・元来) もど(返)る もの(者・物) ものい(言・語)ふ ものう(倦・懶)し ものおも(襟)ひ ものゝけ(物気) も(捻)む もろ(両・諸) もろ(盬)し もろもろ(諸)や行
や(哉) やう(様) やうやう(漸) やうやく(徐) やが(軈)て やから(族) やさ(情)し やしな(育)ふ や(疲)す やす(安)し やす(息)む やすら(踉蹡)ふ やそぢ(八十) やつ(窄・窶)す やつ(窶)る やはら(和)か やぶ(傷・壊)る やまのいも(蕷薯) やまぶき(款冬) やみ(暗) や(止)む やもめ(寡・孀) やゝ(良・動・稍) やゝ(動)もすれば やんごと(止事)なし ゆか(床)し ゆ(来・征・向)く ゆくすへ(向後) ゆくへ(向後・向方・行末) ゆす(動)む ゆづり(禅) ゆふづゝ(長庚) ゆめゆめ(努々) ゆゝ(勇々・優々・由々)し ゆ(汰・動)る ゆるかせ(忽緒・緩) ゆる(動)ぐ ゆる(慢)し ゆる(免・聴・許・赦)す ゆゑ(所以・故・由) よこしま(邪) よご(泥)る よ(能・吉)し よし(好)み よそ(余所・徐・他・除・外) よそほか(徐外) よそほひ(挙動) よだ(竪)つ よ(依・仍・因)つて よなよな(夜々) よ(喚)ぶ よみがへ(蘇生)る よもすがら(通夜・終夜) よりどころ(拠) よ(依・由・縁・縷・縿)る よろづ(諸・万) よんどころ(拠)ら行
わ行
わか(少・嫩)し わざ(態) わざは(殃)ひ わざわざ(態) わた(亘)す わたらひ(渡居) わたり(渡) わづ(纔)か わなゝ(戦)く わらは(童) わら(咲)ふ わらんづ(屩) わり(理) わ(破・分)る ゐなか(田) ゐ(将・坐)る ゑつぼ(頷許・咲壺) ゑ(咲)む をか(咲・笑・戯呼)し をこ(嗚呼・嗚滸) をこ(徐)がまし をさな(少・小・稚)し をさ(接)む をしへ(化) をし(恡)む をば(姨・姨母) を(闋)ふ をめ(呼・叫)く をりふし(時節)なお底本のかなを漢字に直す事、及び上に記したかなを別の漢字に直すことはしていません。